チャーハンを家で作る

チャーハン、炒飯は中華料理のくせにすでに日本の食べ物になったと言っても過言ではないでしょう。ただ、どうしても火力の弱い家庭のガス台で作るとべたべたになったり、だまになったりしますね。そこで家庭でパラパラのチャーハンを作るコツをお教えしましょう。これならたまごチャーハンでも五目チャーハンでもキムチチャーハンでも高菜チャーハンでもお店に負けないくらい美味しく作れますよ。あなたの知らないチャーハンの作り方、ご参考になさってください。

チャーハンをパラパラに作るコツ

炒飯=チャーハンを家庭で美味しく作るまず初めの方法は、ご飯をいためる前に玉子をからめてしまう方法。家で高菜チャーハンやキムチチャーハンを作ろうと思っても、火力の弱いガス台ではどうしてもパラパラにならない。パラパラチャーハンにしようと思って火に長くかけて炒めていると焦げてしまう。そんな経験ありませんか?おそらくあなたは玉子を先にフライパンで焼いているのではないですか?それではよほどご飯の炊け具合がよくない限りパラパラチャーハンとは程遠いものが出来上がってしまいます。
ではどうすればよいのか?
まずご飯をボウルに必要なだけ取ってそこに玉子を割込みます。そしてかき混ぜる。つまり、玉子かけご飯のようにして用意します。あとはチャーハンの中に入れる具材を先にフライパンで炒め、頃合を見て先程用意した玉子かけご飯を具材といっしょに炒めるだけ。
たったこれだけの事で弱い火力でもお米が一つ一つ分かれたパラパラのチャーハンが出来上がります。

チャーハンに使う秘密の調味料

チャーハン=炒飯を家庭でパラパラに作る方法のもう一つの技をご紹介します。これもまた簡単で効果バツグン。この場合は玉子をフライパンで焼いても大丈夫。ただ、秘密の調味料をご飯に混ぜるだけ。さて、その秘密の調味料とは?なんと、マヨネーズなんです。
まず、先程の卵かけご飯の要領で、使うだけのご飯をボウルに取ります。そしてそこにマヨネーズをチューっとかけて、かき混ぜます。あとはまず具材を適度に炒めてお皿にとっておきます。そしてもう一度油を引きなおして玉子を割りこみます。ざっと混ぜてまだ半熟より柔らかい状態で具材とマヨネーズご飯を入れます。そうすると、あら不思議、ご飯がちゃんとバラバラになるではありませんか。どうしてこういう風になるのでしょうか? それはマヨネーズに含まれた油分の性で一つ一つの米粒に油の膜が作られるからなのです。マヨネーズの酸味は炒めているうちに飛んでしまいますから出来上がったチャーハンの口当たりには影響ありません。